ナポレオン・ヒル「思考は現実化する」のレビュー・感想のまとめ

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思考は現実化する

思考は現実化する
ナポレオン・ヒル

Napoleon Hill (原著),田中孝顕 (翻訳)
単行本 : 610ページ
出版社 : きこ書房
新装版発売日 : 1999/04
商品パッケージの寸法 : 19 x 12.8 x 4 cm

「思考は現実化する」のレビュー動画

レビューの総括

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星4.5

【総評レビュー】

ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」のご紹介です。
著者のナポレオン・ヒルが、大富豪のカーネギーの発案により、20年間無報酬で500人の成功者にインタビューをして「成功哲学」を徹底的に研究し、体系化した本です。
その背景の時点で、重みが違いますよね。言うなれば、ナポレオン・ヒルの20年間がここに凝縮されているわけです。
原本は1928年に出版されているので、90年近く昔に書かれた本です。時代背景やアメリカの著書ということで、読みにくい部分はありますが、成功哲学が凝縮された良本なのは間違いありません。
是非、お読みください。

【評価の割合】（総レビュー数： 148件）
高評価 84％　　普通 9％　　低評価 7%

≪高評価の人のレビュー紹介≫

【レビュー： 40代男性】
人間生きていく中で必ずつまづいたり、失敗したり悩んだりするものです。長い長いスランプで立ち往生することだってあるでしょう。でも、この本を読めば人生を、また自分自身に対しても勇気が沸いて来ます。読んだあと「やっぱり自分には必要ない」「理解できない」でもいいと思います。でもとりあえず読んでも損はないでしょう。もしかしたらあなたの人生を変える一冊になるかもしれません。もしも、この本が気に入ったのなら一度だけでなく何度も繰り返して読むことも必要だと思います。
成功と不成功を分けるのはただ一つ。
「行動するか、行動しないか」それだけです。
「間違った行動は何もしないことより成功に近づく」とりあえずこの一冊を読むという行動をおこすことをお勧めします。

【レビュー： 30代男性】
「思考は現実化する」には成功するために必要な要素がすべて書かれています。また、それにともない必然的に失敗者の要素もすべて書かれています。この本には嘘も信憑性のないキレイごとも書かれていません。正確なデータをもとに導き出された結果です。したがって、著者一人が自分一人分の人生をもとに成功法則を語ったような本でも、よく耳にするような成功法則をまとめただけの本ではありません。
例えばこの本では、性欲が一番人間の心を奮い立たせる要素でこれを潰すことはナンセンスであり活用すべきだと、はっきり言っています。こんなことはありきたりなキレイごとだけで書かれていたり、根性論の現実味のない成功法則本には決して書かれないでしょう。
はっきりいって、この内容でこの値段はかなりいい買い物です。何か小さなことでも達成しようという意思がある人は買って読む価値が大有りです。

【レビュー： 30代男性】
以前から成功、富に関する本は読みあさっているが、この本に勝てる本はないと個人的に感じている。体系的かつ理論を含め、完璧なまでに真理を説明している。
ただ、気をつけなければならないのは、本書のタイトルが"think and grow rich" すなわち「頭を使ってお金持ちになろう」ということ。注意して読んでいただくとわかるが、どこにも汗くさ働け、動き回れ、などとは一切書いていない。文中に、努力、忍耐、行動、等という言葉がでているが、注意して読んでいただきたい。書いてある内容自体はバカらしいほど簡単である。「頭を使って金持ちになろう」この言葉を常に意識しながら読んで頂くとノウハウが目の前に現れてくる。

【レビュー： 40代男性】
言わずと知れた自己啓発書の歴史的名著。フォードやルーズベルトなどの歴史的な成功者だけでなく、現代日本でも数々のマーケッターや起業家が読んだ本として知られています。
軽い気持ちで、楽して金儲けがしたいと考えているような人は読むべきでありません。どうせ実行できなくて、くだらない本だ、という感想を持つことは目に見えています。
「思考は現実化する」は本当に人生を変える力を持った本だと思います。私はどん底に落ちたときも、成功してお金がたくさん入ってきたときもこの本を読みました。
落ち込んだときには希望を、浮かれているときには戒めを与えてくれました。読んだ人にとって、人生の教師になってくれると思います。

【レビュー： 30代女性】
この先、振り返って見たとき、ターニングポイントになった一冊だと思います。大変苦しい時期に読んだのがかえって良かったようです。学生時代なら通り過ぎていたかもしれません。必然的に「巡りあえた本」と言えるでしょう。いつの時代でも通じる、自己啓発書の古典です。すべてはこの本から始まっているのです。どのタイミングでもいいので、必ず読んでみるといいと思います。何度も読み返す価値のある本です。

【レビュー： 50代男性】
「思考は現実化する」は、私が極貧のときに読んだ本です｡ものすごいショックを受けました｡一度目は軽く読み、二度目は、ノートに書き写しながら読みました｡自分に足りないものをこの本は教えてくれました｡本書には、人生を成功に導くエッセンスが凝縮しています｡実際、本に書かれていることを実行して、年収が１００万円上がりました｡私の人生を変えた一冊、まさに座右の書です｡私は、ほかの成功哲学の本も読んだりしていますが、いまだにこの本の奥深さに匹敵する本には出会えません｡
多少、ナポレオンヒルプログラムの宣伝の要素もありますが、それを差し引いても、絶対、買う価値があります｡

【レビュー： 40代男性】
私自身が、苦境の境遇に落ち、悲嘆にくれていたときに、道を開いてくれた「究極の一冊」です。この一冊を読み終えたとき、それまで見えなかったり、気がついていなかったことが、トンネルを抜けた後、目に飛び込んでくる光のように、自分の道を切り開いてくれた一冊です。この著書を読んだ後、自分自身で出来ることを即座に行動に移した結果、自分自身が欲しかった結果を出すことが出来ました。PCのOSにあたる人間の思考の部分を根本的に変えてくれる著書です。この著書の内容を即座に行動に移すことが出来る人間だけが、その後の人生を劇的に変えることが出来るでしょう。私の日常生活も、この著書のおかげで、劇的に変わりました。「思考は現実化する」、恐るべしっ！！
この値段では、この著書は安すぎる？のかも知れません・・・・・・。

【レビュー： 30代女性】
胡散臭いタイトルとオジさんの表紙が目を引く。宗教がらみか何かかと思って距離を置きながら読みました。
しかし、世界で7000万部売れているだけあって予想を遥かに上回る素晴らしさだった。内容は著者が20年かけてあらゆる成功者の共通点をまとめたもの。成功事例が"これでもか！"ってくらい載っている。
アメリカ人書いた成功事例なので「誰？」という人が結構多い。日本人のそれを出せば結構売れると思う。良書なのは確かなのだが文字だけで500ページを超すその量の多さが玉に瑕か。とにかく、ゆっくりでもいいので読む価値は有る。エグゼクティブの多くが読んでいる一冊。

【レビュー： 30代女性】
「思考は現実化する」には人生で成功する為の答えが全て詰め込まれています。物質的な充足だけでなく、自身の心の平安や、他のコミュニティーとの関わりに至るまで。まさに目からウロコといったところでしょうか。鉄鋼王Ａ・カーネギーがヒル博士に伝えた成功のための６か条を実践するだけでも自身に大きな変化と成長をもたらすことは簡単に想像できるでしょう。自分や周りの環境を今より少しでも良くしたい、と考える全ての人にお薦めです。

【レビュー： 20代男性】
一見、難しそうなタイトルだったので、正直購入をためらったが、思い切って正解だった。なぜ、今まで仕事でうまくいかなかったかが痛いほど分かった。そして、これからどうしていけば良いのかも気付くことができた。この本との出会いはまさしく邂逅という二文字がふさわしい。

≪普通・低評価の人のレビュー紹介≫

【レビュー： 40代男性】
内容的には、「信念、目標、行動」といった典型的なアングロサクソン的な成功本で、ちょっと食傷気味な感がします。
ですが、興味深く感じたのは、「成功者はその性衝動をバネにして、成功に結びつけている」という趣旨の章。また、心を高める方法の一番目に「セックス」とも書かれています。最初は「はぁ？」とも思いましたが、いろいろと成功本や自己啓発本が出版されているなかで、ここまで性のエネルギーに正面から言及した本は見あたらないのでは。そうした意味では価値ある一冊と思います。

【レビュー： 30代男性】
信念というものが、失敗を乗り越え、成功に導く原動力になることはそのとおりだと思う。しかし、それほど感動しなかった。一つには、成功の定義が金儲けで、仏教や道教のように心の平穏から程遠い、皮相的なものであるということがどうしてもいやらしいこと。もう一つは、思考は現実化するためのメソッドが練れていないように思えるからである。
ただ、また、この本が、いわゆる成功本の原点で、この本からつまみ食いして儲けている日本の作家が大勢いるが、そんな本を読む位なら、この本を一冊読む方がずっとよいと思う。

【レビュー： 40代男性】
ナポレオンヒルによる原著Think and Grow Richは間違いなく名著の一つで、アメリカではどこの本屋にでも必ず置いているようです。これが日本語で読めるというのは、たとえ日本とアメリカで文化の違いがあるとはいえありがたいこと。しかし訳者が加えたおびただしい量の注釈は邪魔以外の何者でもない。

【レビュー： 40代男性】
「思考は現実化する」の内容は申し分ないんだけれども、プログラム宣伝本になり下がってしまったのがいただけない。この本だけでは不完全で、本格的にやるには、プログラムをどうぞっていうような内容だ。この本は一読の価値はあるけど、あまりにこの内容に惚れてしまうと、プログラムが欲しくなるよ。（私みたいに）プログラム宣伝の部分は飛ばしながら、なるほどねーという感じで読むのがいいと思われる。

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